スキルレベルは同じでも戦う市場が変われば価値も違う!?今の自分の市場価値把握してますか?
おはようございます、黒坂 天翔(クロサカ タカト)です。
皆さんは自分のスキルの市場価値って把握してますか?スキルばっかりを追い求めすぎるのもいいですが、自分のスキルが今市場でどれくらい求められているのかを知るのも大事です。
今回は僕の実体験をもとに自分の市場価値を知る重要性をお伝えしていきたいと思います。
- スキルレベルは同じでも戦う市場が変われば価値も違う!?今の自分の市場価値把握してますか?
テーマ
市場の違い
僕が体験したのはWEBページ制作で仕事を始めた、3年くらい前の出来事になります。
当時僕は企業のホームページ制作を構成からデザイン、構築と一式でサイト制作を行なっていましまた。
その当時の受注単価としては20万円程度で制作していました。
あるWEBデザイナーとの出会い
そんな時に僕は大学のイベントで知り合ったWEBデザイナーの方と仕事の話をすることになります。
当時まだ大学生でWEB関連の仕事をフリーでしているという人は珍しく、いろいろと仕事の話で盛り上がりました。
そして会話は受注金額の話になって、僕はそこで衝撃的な事実を知ります。
それは、
- WEBページ1枚で30万円の制作費
衝撃的な事実
ということをそのWEBデザイナーから聞かされます。
僕はその時はどういうことか理解に苦しみました。なぜなら僕は企業ホームページを構成からデザイン、ページ数で言うと最低でも5枚程度は必要なサイトを20万円で制作している一方、そのWEBデザイナーは1枚のWEBページのデザイン、実装で僕より受注単価が高かったからです。
それに加えて、話している感じ僕の方がWEBサイト制作のスキルや知識はその方よりはあるなという印象を会話を通して感じていたからなおさらでした。
戦う市場の違い
では僕とそのWEBデザイナーさんは何が違っていたのか。
それは戦う市場の違いでした。
僕は企業WEBサイト制作をしていた一方でそのWEBデザイナーさんはLP制作をしていました。いわゆるランディングページと言われるものです。
- 主に商品販売に使われる1枚ものの縦長のページで、SNS広告などから流入してきたユーザーが一番最初に辿り着くページということでランディングページとも言われている
LPとは
売上に直結するLP制作
LPというのは主に企業が何か商品を売るために作るページのことを指しています。つまり、この1枚のページから売上が発生する可能性があるページということになります。
実際にそのWEBデザイナーの方が関わっている案件も、制作費30万円のWEBページから1000万円規模の売上が立つこともあるという規模感でした。
つまり発注者側は制作費で30万円かかったとしても、そこから1000万円の売上につながっているので、30万円の投資でリターンが1000万円になったということなので、制作費30万円というのは初期投資に過ぎないということです。
信頼獲得のためのHP
一方僕が作っていた企業のHPは企業の信頼獲得のためのWEBページです。仮にHPからお問い合わせがあったとしても、すぐに売上につながったり商品、サービスが売れるというのはなかなか難しいです。
なので、HP単体での売上というのがLPに比べると即金性には劣るため、企業としても信頼獲得のためのHPという認識があるため、なかなか予算も割けないという事実があります。
市場価値を把握し、戦う市場の選定
まさに自分のスキルの市場価値を知り、どこで戦うかが非常に大事だなと感じさせられるきっかけとなった出来事でした。
「自分よりスキルないはずなのに、あの人の方が稼いでそう」なんて経験がある方は、一度スキルばかりを追い求めるのではなく、今のスキルの市場価値を知って、戦う市場を変えてみるというのを検討してみるといいかもしれません。