相手にイメージさせるための魔法の言葉
今回は伝える上で伝えたいことをより相手に伝わりやすくしてくれるイメージの力をお伝えしたいと思います。
イメージをうまく使うことで伝わりやすさが格段に違うので最後までご覧ください。
- 相手にイメージさせるための魔法の言葉
テーマ
イメージの持つ力
伝えたいことをイメージを持って伝えることは非常に重要です。言葉でイメージを伝えてそのイメージの中に聞き手に入ってきてもらうことで、より鮮明に伝えたいことを伝えることができます。
聞き手に自分がイメージしている中に入ってきてもらうための魔法の言葉として、「想像していてください」
この一言を伝えることで聞き手は勝手にイメージをする準備をしてくれます。
この一言を伝えた上で、自分がイメージしていることを言葉を通して伝えます。さらにイメージさせた上で「こうできると素晴らしいと思いませんか」というような方向性を示すことで、イメージとそのイメージがどういう方向性なのかを伝えます。
そうすることで勝手に相手は想像力を働かして想像以上のイメージを膨らませてくれます。
例えば、「想像してみてください。冬の寒い朝にこたつで飲む味噌汁を。ほっこりしますよね」といった具合にイメージを伝えたとします。
このイメージを伝えることで、聞き手は体少し温まってきたり、味噌汁の味を思い出したり、お腹をすかしたり、こたつの上のみかんを想像したりとイメージを膨らましてくれます。
これが相手にイメージさせることで、言葉で温かいと伝えるよりも何倍も聞き手に伝わりやすくなります。イメージの力はそれだけ大きいので、「想像してみてください」と一言伝えてからイメージを言葉で伝えるようにしましょう。
共通認識としてのイメージ
そしてイメージは他にも役割があり、それは共通認識としてのイメージです。
例えば、お金持ちの生活は最高ですといってもお金持ちの具合って人それぞれですよね。
プライベートジェットを持っているくらいリッチなのか、会社の社長をやってる人なのか、聞き手によってお金持ちの概念は違ってきますよね。
そこでイメージと共にお金持ちを伝えると話し手と聞き手の間で、お金持ちの具合の共通認識につながります。なので、プレゼンなどでは写真やイラストをスライド内で使ったりすることで、共通認識の中で話を進めることになるので、内容が伝わりやすくなります。
動画においてのイメージの力
動画コンテンツのおいてもこのイメージを活用することは十分可能です。それはインサートです。
話している内容を補足する用途で使われますが、まさにこのイメージの力を活かした表現手法です。
動画は言葉以外にもたくさん補足できる情報があります。その中で話している内容やイメージの共通認識としてインサートを使うことは効果的です。
ぜひ動画編集している方はこのインサートをうまく使えるように意識して編集してみましょう。
まとめ
聞き手にイメージをさせることで伝えたいことをより鮮明に伝えることができます。そして聞き手にイメージしてもらう手法として「想像してみてください」と一言挟んでからイメージを伝えるようにしましょう。