2023年版!動画マーケティング未来予想
おはようございます、黒坂 天翔(クロサカ タカト)です。
今回は2023年の動画マーケティングの未来予想ということで動画がマーケティングでどう使われていくのかという視点で動画編集者向けにお伝えしていきます。
Googleのアルゴリズムとも関連している内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 2023年版!動画マーケティング未来予想
テーマ
動画マーケティングの今後の流れ
動画を使ったマーケティングということで、今回はプロダクトローンチを扱うような情報コンテンツという前提で2023年、どのように動画を使って集客から販売まで行っていくのかをお伝えします。
- 長尺
- 価値提供
- ファン化
2023年の動画は
この3つがキーワードになってくると予想しています。
この3つをキーワードにあげた理由としてはGoogleの検索アルゴリズムの変化が関係しています。
Google検索アルゴリズムの変化
Google検索をしたときに表示される順番のことをSEOと言いますが、YouTubeも運営会社はGoogleなので、この検索アルゴリズムはGoogle検索、YouTube検索どちらにも共通しているところがあります。
この検索アルゴリズムですが、従来はアクセス数や再生回数、いいねの数をもとに多いもの=いいものと判断されていました。
しかし、そのアルゴリズムが最近変わったと話題に上がり、どう変わったのかというと
- 訪問者が最後に見たもの=価値がある
アルゴリズムの変化
このようにスコアがついていくように変更があったのではないかと話題になっています。
これをもう少し解説すると、従来の検索アルゴリズムで一番上に表示されていて、大体検索者は上から順に見ていくことが多いと思います。
そして検索者がそのページを訪れて「戻る」を押して、次の二番目の記事を訪問します。
今のアルゴリズムはこの「戻る」を計測するようになったと言われています。
つまりどういうことかというと、
- 「戻る」=この記事・動画で解決しなかった
ポイント
このようにスコアをつけるようになります。
そして検索者が「戻る」を押さずにそこでブラウジングを終えた場合、最後に訪問したページ・動画で解決したということで最後の記事・動画のスコアが上がります。
このようなアルゴリズムの変化があり、それを受けて2023年の動画を使ったコンテンツはどういったものが残っていくのかを考えたときに、
- 長尺
- 価値提供
- ファン化
2023年キーワード
これらがキーワードになると予想しています。
長尺
アルゴリズムの変化から一本解決型の動画が今後は求められると予想できます。なぜなら訪問者を戻さないためには、一つのテーマで何本も分けるよりは1本でまとめてしまって見てもらう方が、今のアルゴリズムではまとめた動画の検索スコアはアップするからです。
なので、今はショートなどで短い動画がトレンドではありますが、最終的に残っていくものとしては横動画で長尺なものが残っていくと予想しています。
価値提供
ただただ長尺の動画では意味がありません。長尺かつ価値提供がしっかりとできていないと逆効果になってしまいます。
知らない人が雑談を1時間している動画あなたは見れますか?視聴者目線で考えたときに、ただただ長いだけの動画は見られません。
視聴者が抱える悩みや課題を1本の動画で解決しようと思ったら自然と長くなったというような流れにするようにしましょう。
また丁寧に作り込んでいく場合は台本をしっかりと用意することも効果的です。台本なくただ喋り続けてしまうと、脱線したり、同じことを繰り返したりとまとまりのない動画になってしまうので、作り込むのであれば台本を用意するなどして徹底的に作り込みましょう。
ファン化
コアな視聴者になってもらうための施策としてファン化できるような企画もすると、よりみなさんのコンテンツのレベルが上がります。
いい例としては朝倉未来さんが主催するBreaking Downはこのファン化をうまく活用して視聴者を獲得しています。
このように視聴者が求めているものを予想して、それを満たすコンテンツを圧倒的なクオリティーで出していく。まさにエンターテイメントを意識したコンテンツ制作がファン化につながります。
このファン化ができていると、何か商品を案内したときにファン層がある程度の売り上げ貢献をしてくれるので、ビジネス的にもこのファン化は無視することができないところになっています。
まとめ
Google検索アルゴリズムの変化を受けて、2023年求められる動画というのを僕なりに考察しました。
今回の内容は動画編集をしている方にはかなり耳寄りな情報だったかなと思います。みなさんの動画編集スキルを売っていく時のセールストークにもつながると思うので、ぜひ今回の内容を活用していってください。