動画編集の天敵!ライブ配信が動画編集の仕事をなくす…?!
おはようございます、黒坂 天翔(クロサカ タカト)です。
音声配信・メルマガ毎日更新4日目です。とりあえず三日坊主は回避しました。次は1週間を目標に頑張っていきたいと思います。
ということで今回は、「動画編集の天敵」というテーマでお話ししていきたいと思います。
- ライブ配信が動画編集の仕事をなくす…?!
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目次
ライブ配信を極めると編集工数削減になる
僕自身、ライブ配信を業務でもしたり、自分のマルクリ道場でも配信をしているんですが、ライブ配信のクオリティーは結構高いものに仕上げています。
先日のイベントの「エディトレ」の配信では
- OP画像
- テロップ挿入
- レイアウト
- BGM
ライブ配信でできること
といった形で基本的には編集で作るようなものを配信に組み込んでやっています。
ライブ配信と聞くと、TikTokやインスタなどのSNSでファンのコメントなどを拾ってただ話すだけという配信をイメージする方もいると思いますが、僕がここで言うライブ配信は、テレビの生放送に近いものを意味します。
ここでライブ配信で何ができるのかをご紹介したいと思います。
カメラの切り替え
ライブ配信で複数のカメラを使用している場合は、スイッチャーと呼ばれるものを使って、カメラアングルの切り替えをすることができます。
また対談やPC画面を共有しての配信では、演者さんのアップを並べたレイアウトやスライドを表示しながら演者さんの顔を同時に表示したりすることもできます。
テロップ挿入
要所要所のポイントでテロップを出したり、名前や肩書きなどのテロップやテーマ・番組のテロップなど、事前に用意しているテロップを決まったタイミングで表示することが可能です。
BGM・効果音の挿入
音楽による演出を配信でも可能です。テーマ発表のタイミングで効果音を流したり、オープニングやエンディングでのBGMの挿入など、音による演出は自由度高くすることができます。
VTR挿入
事前にVTRを用意している場合はその映像を流すことができます。テレビの生放送はVTRを見て、その内容でトークを繰り広げるといった構成が多いです。
逆にライブ配信でできないこと
結構いろんな演出ができるライブ配信ですが、逆にできないこともご紹介したいと思います。
ミスのカット
ライブ配信の醍醐味でもある、ミスができないというので、収録とかだとミスした部分などのカットはできますが、ライブ配信はごまかしが効かない本番一発勝負なので、ミスしたところも配信されます。
よく聞く放送事故ってやつですね。
フルテロップ
YouTubeなどでは話し手に字幕を入れるというのが主流ですが、ライブ配信ではそれはできません。
ライブ配信なので、演者さんが何を話すかは制作側では予想できないので、フルテロップを配信に組み込むことはできません。
配信によって単価の低下が起こる
ということで配信は動画編集の天敵というテーマでお話ししてきましたが、配信が動画編集の仕事をなくすのかという問いの回答としては、
- すべての動画編集の仕事をなくすことはない
回答
という回答になりますが、ただ単価の低下にはつながると思います。
なぜなら、編集でやるようなところはある程度配信でカバーできるので、作業工数の削減につながります。
作業工数が単純に減るということは、単価も下がるということです。
例えば、先日のエディトレの配信をアーカイブ用に残したいという場合、テロップやレイアウト組みは配信中に行なっているので、作業としては、
- 冒頭待機画面のカット
- 途中のトラブルの部分のカット
これだけの作業になります。
もしこのエディトレを収録だった場合としたら、テロップを作って、レイアウト組みをしたりという工数が増えますが、配信に組み込んでいるため、編集工数からなくなります。
なので、もし僕がエディトレのアーカイブ発注を誰かにお願いするとしたら、かなり単価としては低い金額でお願いすると思います。
なぜなら、作業自体は10分もあれば終わるからです。これくらいなら自分でやると思うので、そももそも仕事してお願いすることもないと思います。
ライブ配信を極めていこう
ということで、ここまでいかがだったでしょうか?ライブ配信をしたことない人はあまりイメージのつかない内容だったかもしれませんが、
- 編集工数が減る→単価が下がる可能性あり
今回の結論
というのが伝わったかなと思います。
動画編集を受託でやっている方は結構多いと思うので、動画編集の仕事が一切なくなるというのは可能性としてはかなり低いと思いますが、単価が下がってしまうというのは大いにあると思います。
なので、これを知識としてみなさんも頭の片隅に置いといてくれるといいかなと思います。
テレビ局ではなく、一個人がどれくらいのクオリティーで配信できるのかイメージつかない方は、ぜひ僕が配信しているエディトレを見てください。
ここまでできるんだといろいろと気づきになると思います。